お城大好き!春風亭昇太が地元・清水の施設の移築・再建完了に大興奮! 江戸時代の陣屋の書院が令和に蘇る
静岡市は、この貴重な建物を核に歴史公園を整備しようと元の場所である陣屋跡への移築・復元に着手。多くの部品・材料は江戸時代の物がそのまま使われている。 昇太師匠が小島陣屋に魅力を感じる理由…それは領地を守ろうとする「小さな藩のひたむきな努力」にあるという。 大名が築いた城というと、敵の侵略を防ぎ領地を守るための軍事拠点として豪華な天守閣が思い浮かぶ。 しかし江戸時代、3万石に満たない大名は城を持つことが禁じられていて、石高1万石の小島藩も城を築くことが認められていなかった。 春風亭昇太 師匠: ざっくりいうと、お城というのは政治をする場所と軍事。自衛隊と国会議事堂が一緒になったみたいな。永田町と自衛隊が一緒になったのがお城なんですよ。陣屋というのは軍事的な要素を省いて、政治をするための場所になっているのが陣屋。だけれども小島陣屋に軍事的な臭いのする石垣がちゃんと用意されている 政治と生活の拠点のはずの陣屋だが、そこには城のような軍事面の工夫があったそうだ。 春風亭昇太 師匠: 想像なのですが、大名になって「小島陣屋を造りなさい」と言われて造る時に、自分は大名でお城を建ててはいけない、1万石の大名なんだけれど、何とかお城っぽくしたい。すごく涙ぐましいほどの努力、ギリギリ、怒られないくらいのギリギリのところでお城っぽくしたんじゃないかなと
では、実際どんなところに、どのような工夫や努力が見て取れるのか、昇太師匠と市職員がガイドを務める見学ツアーも行われた。 春風亭昇太 師匠: よく見えますね、大手門があった場所に我々はいるのですが 大手門のあった位置や石垣の積み方について教わる参加者。ここの石垣は地震によって被害を受け、何度か修復されているという。 春風亭昇太 師匠: この辺もちょっと、これを見るとこの辺りと…こっちはちょっと違う感じがしますよね。使っている石も加工して組んであるのとそうでないものがあるので。崩れたのを積み直したのか、新しい石を持ってきたのかわからないのですが時代が違うというのが石垣を見るとわかる 大手門に通じる道の石垣は高さ4メートル。強固な石垣が築かれ、陣屋全体が城郭を思わせる造りになっている。 そして、その大手門につながる道は2本。うち1本はジグザグで、枡形虎口(ますがたこぐち)と呼ばれる造りが採用されている。 春風亭昇太 師匠: 枡形というのはカクカク曲げさせて、守りやすい工夫をしている。このルートを真っ直ぐ行くと、相手が正面じゃなくて横になった時に攻撃することができる。真っ直ぐ前に進ませたくないので、ここで一旦90度曲がって真っ直ぐ行くとまた壁があるので、もう1回90度ターンさせるということでややこしい(造り)
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