斎藤知事”最後の証人尋問終え 百条委「証言の食い違いもあり どう取りまとめていくかが課題」 2月議会で調査報告書を提出へ
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどの疑惑を調査する百条委員会は、斎藤知事への最後の証人尋問を終えて会見し「証言に食い違い、記憶違いが出たと思うのでどう取りまとめるかが課題になってくる」などと話しました。2月議会の開会日を目標に調査報告書を提出する方針です。 25日に行われた百条委員会で、最後の証人尋問となった斎藤知事は「文書に対する対応は全体として問題ない」「外部通報の保護用件である真実相当性をみたさない」と強調しました。またパワハラ疑惑については「特に厳しく強くしたこともあるが、これがハラスメントに認定されるかは最終的には司法の判断にはなるが、私の認識では業務上の必要な範囲でしたというスタンス」などと話しました。
百条委「証言の食い違いもあり どう取りまとめていくかが課題」
百条委員会を終えて、奥谷謙一委員長らが会見を行い「50年ぶりで進め方は苦労したのが本音。証人尋問が終わった段階で証言に食い違い、記憶違いが出たと思うのでどう取りまとめるかが課題になってくるかと思う。しっかり協議をして調査報告書のとりまとめにむけてしっかりやっていきたい」などと話しました。 今後のスケジュールについては、2月議会の開会日を目標に、調査報告書を提出したいとしています。