残暑にヤキモキ…正月に間に合ったぁ~! 色づき遅れたけど実付きはGood、縁起物センリョウ、国分ではさみ入れ式
正月飾りの縁起物センリョウのはさみ入れ式が26日、鹿児島県霧島市国分川内の農場であった。収穫期を迎え、鮮やかな赤い実が深緑の葉に映えている。 【写真】〈別カット〉鮮やかな赤い実が深緑の葉に映えるセンリョウ=26日、霧島市国分川内
同市は県内シェア5割を占める最大産地。農家15人でつくる国分センリョウ生産振興会(佐々木利則会長)が2.5ヘクタールで約6万本を栽培している。今季は残暑が長引き、色づきは例年に比べ2週間ほど遅れたが、実付きは良好という。 はさみ入れ式は約1万5000本を育てる佐々木会長(62)の農場であり、関係者が約1メートル前後のセンリョウを根元から刈り取った。佐々木会長は「正月に飾ってもらい、華やかな気持ちで新年を迎えてほしい」と話した。 収穫したセンリョウは12月10日に鹿児島花市場(鹿児島市)で開かれる競り市に出荷する。
南日本新聞 | 鹿児島