今週だけは国内男子ツアーがアツい!予選ラウンドは松山英樹&石川遼&新星16歳アマ王者が同組に
国内ゴルフツアーもいよいよ終盤。女子は残り2試合、男子は3試合となった。 今年も人気で女子に圧倒された男子ツアーも、今週だけはゴルフファンの熱い視線が注がれるのではないか。14日開幕の「ダンロップフェニックス」(宮崎・フェニックスCC)には、2年連続で松山英樹(32)が出場。2014年以来の優勝を狙う。 【写真】試合ガタ減り、選手クーデター未遂…“不毛の8年”で晩節汚した青木功JGTO前会長 松山と予選ラウンドで同組になったのが、前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」を制した石川遼(33)と今年の「日本アマ」のタイトルを手にした松山茉生(16・福井工大福井高1年)だ。 昨年の大会は、2021年マスターズ覇者の松山が参戦。初日は8アンダーで単独首位に立った。2日目以降は失速したものの、国内開催の米ツアー「ZOZO選手権」を除けば、4年ぶりの国内ツアーとあって、前年を延べ1万人以上も上回る1万7658人のギャラリーが来場。最終日は杉浦悠太(当時日大)が日本男子ツアーで史上7人目(8回目)となるアマチュア優勝を達成して幕を閉じたが、大会は大盛況だった。 「今年は昨年以上の盛り上がりが期待されます」と、ツアー関係者がこういう。 「6年間行われたZOZO選手権を見ても、松山人気はすごい。松山のプレーを生で観戦するため全国からファンが高額チケットを買って会場(千葉・アコーディア・ゴルフ習志野CC)にやってくる。その松山と、前週に劇的な逆転優勝を遂げて健在ぶりをアピールした同学年の石川が予選で同組。そこに、16歳で圧倒的な飛距離を誇るアマ王者が一緒に回るわけですから、ゴルフファンにとって見逃せませんよ」 女子ツアーは前週、竹田麗央(21)の年間女王が決まり、今週の話題といえば、シード選手の決定と、今季限りで休養宣言した上田桃子(38)の最終戦の切符取りぐらいだ。 「石川が勝った先週の大会は、最終日の平均世帯視聴率は関東も関西も今季初めて5%を超えた(ビデオリサーチ調べ)。 今週は松山と石川が優勝を争えば、ギャラリー数だけでなく、テレビも前週以上の数字が見えてきます」(ツアー関係者) 初日の松山組のスタートは午前9時15分(10番)だ。