華原朋美、レジ打ち発言の真意説明 支えた人々や歌への思いも明かす
華原朋美が21日、今月に入って新設した自身のYouTubeチャンネルで物議を醸した件について、「ヤフコメさんへ」と題した投稿動画で真意の説明とおわびをした。華原は8月末をもって長年所属したプロダクション尾木を退社、事実上のフリーランスとなって今月16日にYouTubeチャンネルを開設。22日午前9時の時点で登録者数は約4万6000人となっている。
レジ打ち発言、なめた気持ちではなかったと謝罪
発端となったのは20日付の投稿。華原はどんどん「口座からお金が減っていく」と明かし、もし芸能の仕事がうまくいかない場合には、息子を育てるためにも「ウーバーイーツ」や「レジ打ち」も辞さないと心境を語った。しかしこれがニュースとして報じられるやネット上で物議を醸し、ヤフーニュースのコメント欄(ヤフコメ)にも「配達員やレジの仕事を見下しているのでは?」といった疑問の声が続出する事態となった。そこで華原は21日付の投稿で事情説明と謝罪をした、というのが事の流れだ。 華原は「私自身はすごく健康で元気にやっています。ただ本当に口座からどんどんお金が減っていく状況です」と現状を説明。ただしそれは自分だけの問題ではないとして、コロナ禍にあって世の中全体が従来の生活とは変わって、お金がどんどん必要となっていく時代になったのでは、と分析。くだんの「ウーバーイーツ」「レジ打ち」発言については、YouTubeは直接会って話をしているわけではないので誤解を招きやすい、と断りつつ「(レジ打ちなどの仕事を)なめているとか、そういう気持ちで話したつもりではない」と釈明。「私が本当にレジ打ちをやるとなったとき、何もわからないのが現実。そこで一から教えてもらうことはすごい大変なことだしストレスだし絶対難しいと思いました。だからこの件に関してはものすごく反省しています。申し訳ございませんでした」と謝罪した。
「歌いたい、そこしか知らない」歌への思いを吐露
途中、周囲を不安にさせがちな自身の性格にも言及し「私は上がったり下がったりっていう、本当の自分を、いままで芸能界に入って見せてきてますんで、そういういままでの行動が皆さんを不安にさせているんだなって。私が信頼を取り戻さなきゃいけない部分なんだなって思い反省しました。すみませんでした」と自身を省みる発言も。 さらに、これからの生活や展望についても言及。 「私、出産を迎える日も親族は誰もついていませんでした。一人で手術室に入って一人で部屋に帰ってきました。家族の話になるのでこれ以上は言いませんが、親に頼ることは十分いままでやってきてしまった。兄弟にも両親にも迷惑ばかりをかけて、ニュースが出るたびにお母さんが血圧が上がってしまったり、本当に引退しようかなとか考えましたけど、私には歌がある、歌いたい、そこしか知らないんですよね」と、もう親には頼らないという気持ちと、歌うことへの思いを吐露。 「いまままでいろんな方に支えられてここまでこれた。それを水に流したくない。支えてきてくれた方たちに感謝をしながらこの世界でやっていきたい、と覚悟を決めてフリーになりました」と、フリーになった理由についても明かした。