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半沢直樹、1000倍返し不敵予告 どうなる?大和田の“半沢愛”

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 堺雅人主演ドラマ「半沢直樹」(TBS系、日曜・午後9時)の第9話が20日放送され、最終回を前にこれまで以上の大盛り上がり。大和田を演じる香川照之の怪演ぶりも再び話題を呼んでいる。また、これまではリアルタイム視聴するしかなかった新シリーズだが、第9話の放送後からTverやParaviで第1話~第9話がフル配信されている。   (注:以下、ネタバレあります)

大和田役・香川明かす「土下座場面は7~8回やった」

 合併前の旧東京第一銀行が進政党・箕部幹事長(柄本明)に貸し出した20億円の巨額融資の実態を探る半沢は、なんと中野渡頭取と大和田、箕部の密会現場に乗り込む。誰が相手でもバンカーとして人として信念を貫こうとする半沢だが、頭取からは「出て行け」と命令され、箕部からは頭取と自分に土下座して謝れと迫られる。この様子を目の当たりした大和田は「半沢くん、やりなさい! 幹事長のお言葉ですよ!」と進言、半沢の体をつかみ涙を流さんばかりに「やるんだ! やれー! 半沢ー!」と、最後は馬乗りになってまでもなんとか土下座をさせようと試みる。その鬼気迫る姿は半沢の銀行員生命を死守したいがための強行策にも見え、ネット上には「半沢への愛を感じた」「大和田さんの感情を読み解くドラマとなっている」といった声が続々と寄せられた。  放送後、大和田役の香川は自身のツイッターで「第9話、長いラストシーンは無論、終日何度もくり返して撮影されました。土下座の場面も全部で7~8回はやったでしょうか…。元々は『全力で半沢を押さえつける』という台本のト書きでしたが、結局は大和田が半沢に覆いかぶさる『親亀・子亀』状態に。堺さんも私も翌日、もちろん筋肉痛でしたww」と撮影現場のエピソードを明かした。

“1000倍返し”の最終回にも期待

 「香川さんの演技力は以前から“主役食い”といわれるほど存在感のあるものでした。でもけっして場を壊すことなく、実際に主役を食ってしまうこともなく、どんなに熱演してもその役柄をまっとうするのはさすがだと思います。『半沢直樹』では香川さんのほかにもあれだけの個性あふれる俳優をまとめきる監督の手腕はもちろんですが、演じている俳優たちが芝居というものをわかっている方々ばかりなので、現場もやりやすいのではないでしょうか」と話すのは、映画関連メディアの50代女性編集者。  1965年、東京都の出身。89年にNHK大河ドラマ「春日局」で俳優デビューを飾った。2002年のカンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた中国映画「鬼が来た!」やNHK大河「利家とまつ~加賀百万石物語~」での豊臣秀吉役などで、役者としての知名度を上げた。04年、中国映画「故郷(ふるさと)の香り」で東京国際映画祭男優賞を受賞、その後も着実にキャリアを重ねて10年3月には映画「劒岳 点の記」で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞し、俳優の世界で押しも押されもせぬ存在となっていった。  「大和田役は、もはや香川さんにしかできない役でしょう。一歩間違えればコントになってしまうような場面も、“顔芸”も、気がつけば大和田暁そのものになって説得力を持っている。毎回、大和田が出てくるか出てきそうな場面になると、得も言われる期待感が高まる。大和田はなんだかんだ言って最大のライバルである半沢を愛しているようにも見えますが、その象徴的シーンが9話の亀の子土下座だったと思います。こうなってくると最終回でももうひと花、咲かせて欲しいですね」(同編集者)  背中に乗っかった大和田をはねのけ、土下座を拒絶した半沢。「3人まとめて…1000倍返しだ!」のセリフに、視聴者は1000倍返し熱望状態のまま27日放送の最終回を待つ。 (文:志和浩司)

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