9月以降も「冷凍食品」や「お酒」などが値上げに!?8月中に”買っておいた方がよいもの”とは
ここ数年、円安を始めとする経済情勢を受け、さまざまな商品の価格が上昇し続けています。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき? とくに、家計に直接影響する食品の値上げは、多くの家庭にとって大きな打撃です。 株式会社帝国データバンクの調査によれば、2024年が始まってからすでに値上げされた商品もありますが、9月からの価格改定を控えている商品も多数あります。 そこで今回は、9月の値上げ前に購入しておくとよい商品について、食品に絞って考えてみました。
9月以降、値上げが予定されている食品
2024年の9月以降、価格改定が予定されているおもな食品は以下の通りです。これらにおいては値上げあるいは内容量が変更される予定です。 ・お菓子類 チョコレート、アイスクリームなどの冷菓、せんべいやおかきなどの米菓など、多くのお菓子類の価格改定が2024年9月以降の出荷分から予定されています。主原料であるカカオ豆や米などの原材料費が高騰していることが理由です。 ・お酒 焼酎類、洋酒、リキュール類の価格改定が予定されています。 ・パスタ、パスタソース 輸入小麦の価格上昇にともない、パスタ類も価格改定予定です。 ・ハム、ソーセージ類 円安の進行などによって、原料となる豚肉の価格が上昇していることがおもな要因となっています。 ・冷凍食品 家庭用、業務用を問わず、冷凍食品の多くが価格改定の予定です。 ・コーヒー コーヒー豆の生産国であるベトナムやブラジルでは天候不順の影響で減産が予想されており、国際的な取引価格が上昇、さらに円安でも価格上昇が続いています。さらに包装資材や物流費、エネルギー価格などの高騰も要因です。 ・大豆製品 大豆の価格は、ロシアによるウクライナ侵攻、原油価格の高騰や世界的な脱炭素の動きによるバイオ燃料向けの需要増加、主要生産地の異常気象などにより高騰が続いています。さらに円安の影響もあり、大豆製品の価格改定が続いているのです。 ・油脂製品 油脂の原料となっている大豆や菜種の価格高騰や円安、物流費の上昇で油脂の価格も高止まりとなっています。