【ホンダファン必読! 写真も盛り沢山】 S2000/NSXも登場 モデューロ30周年記念のイベントをレポート
「Modulo(モデューロ)」メディア向け試乗会イベント
ホンダ車向け純正アクセサリーの企画開発および販売を行うホンダアクセスが「Modulo(モデューロ)」ブランドの30周年を記念したメディア向け試乗会イベントを開催した。 【写真】S2000にNSXに懐かしの写真も「Modulo(モデューロ)」メディア向け試乗会イベントの様子を見る (266枚) 「Modulo 30th Anniversary EXPO Vol.1」と名付けられた同イベントでは、モデューロの「過去>現在>未来」をあらためて知ることのできる3部構成となっており、30年におよぶモデューロの歴史をパネル解説や展示物で振り返ったほか、S660モデューロXを使用した「実効空力」の体験試乗、そしてヴェゼル用にリリースされる新作ホイールの試乗が行われた。 さらにホンダを代表するスポーツモデルである、S2000とNSXのモデューロ製品装着車を公道試乗であらためて体験することができるなど、もりだくさんの内容。さっそくだが、当日に筆者が体験した時系列に沿って、各パートを紹介していこう。
モデューロのヒストリー
まずはモデューロのヒストリーから。ホンダアクセスがモデューロ・ブランドのパーツを初めてリリースしたのは、1994年のこと。当初はアルミホイールのブランドとしてスタートし、最初にラインナップされたのはミドルサルーンの「ビガー」用ホイールだった。 自動車メーカー系列会社であるホンダアクセスだからこそ可能になった、優れた品質と洗練されたデザインを兼ね備えていたことが特徴だった。 さらに1996年になると、クルマのカスタム文化に大きな変化が起きる。それまで規制が厳しかった車両法に大幅な規制緩和が行われ、モデューロ・ブランドもホイール以外に製品ラインナップを拡大していく。5代目プレリュード用にインチアップホイールやスポーツサスペンションを設定し、現在のモデューロに続いていく。 当初は一部の人気車種に対して設定していたモデューロ・ホイールは、ミニバンやSUV、スポーツモデル、軽自動車など設定車種を拡大。 最新世代のモデューロ・ホイールでは、軽量&高剛性が最良とされているアルミホイールの常識を覆すような、リム部とスポーク部の剛性バランスを最適化し、ホイールを「しならせる」ことでタイヤ性能を使いきるというアプローチが採られている。