飛行機代が8割引き、新幹線代が4割引きになるって知っていましたか!?――GWでも使える旅の裏技「シニア割」が凄すぎる
GWに観光地を旅しても、交通費は高いし人が多すぎてうんざり――では少しだけ時期をずらして、突如ぶらりと旅に出てみよう。前日、いや当日に「行くぞ!」と決めたほうがトクをする旅もあるのだ。 【マンガ】「長者番付1位」になった「会社員」の「スゴすぎる投資術」の全容
東京から石垣島まで8割引きに
「飛行機や鉄道のシニア割は、GWを過ぎた直後から夏休みに入る前のオフシーズンを狙えば大変おトクになるという原則があります。今のうちから交通手段を調べたり、会員登録をして、格安な旅を満喫しましょう」(航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏) 小売店や飲食店、スマホ料金など様々な分野に広がるのが、いわゆる「シニア割」だ。65歳以上の高齢者が通常料金よりも5~10%ほどおトクにサービスを利用できる。 だが、とりわけ旅行の分野では10%にとどまらない大幅な割引料金が設定されている。知らずに正規料金で旅をする人は大損しているのだ。シニア割をうまく利用して激安な旅をしよう。 飛行機については、ANAとJALが正規運賃から大幅に割り引きされるシニア割を設定していることは意外と知られていない。ファイナンシャルプランナーの山口京子氏が語る。 「65歳以上のANAマイレージクラブ会員が搭乗当日に予約・購入できるANAのスマートシニア空割は格安です。おトク感という意味では、沖縄など遠方に行くのがおススメ。ためしにANAのウェブサイトで羽田―那覇便を調べてみると、普通運賃は5万5710円なのに対して、割引運賃は1万7710円ですから、3万8000円も安い。夫婦2人なら片道約8万円、往復では15万円以上もトクします」 那覇便はANAだけでも1日16便(片道)飛んでおり、平日なら予約しやすい。路線や時期により割引率は異なるが、1日30便近く(片道、共同運航便含む)飛んでいる羽田―新千歳便は約6割引き、羽田―稚内便は1万9700円と、正規運賃の約7割引きとなる。 最大割引率は羽田―石垣便のなんと82%(正規運賃9万3700円が1万7100円に)。思わず「ズルい!」と言いたくなるほどの割引率だ。