都内在住で自転車必須です。“電動自転車の購入”と“自転車シェアリングの利用”とではどちらが節約になりますか?
都内在住の方の移動手段として、自転車を利用する方も多いのではないでしょうか。経済産業省によると、電動自転車の販売台数は年々増加傾向にあります。 しかし、電動自転車は購入するとなると費用がかさむうえに、近年自転車シェアリングの普及率も増えており、使う頻度によっては自転車シェアリングのほうが節約になるかもと考える方もいるでしょう。 そこで今回は、都内を自転車で移動する場合、電動自転車の購入と自転車シェアリングの利用どちらが節約になるのかについてご紹介します。
電動自転車の平均購入費用
電動自転車の購入価格の相場は、本格的なスポーツタイプを除き、一般的なシティーサイクルに電動アシストが付いた自転車で6万円~10万円となっています。 電動自転車を快適に乗るためには、定期的な充電が必要です。充電1回にかかるコストは10~20円ほどのようなので、3日に1回充電したとして1ヶ月で100~200円ほどでしょう。そのため、初期費用として6万円~10万円必要ですが、その後は1ヶ月100円前後のコストで済みます。 ほかに、東京都内を電動自転車で移動すると行き先で駐輪場に止める必要があれば、さらに別途料金がかかる場合もあります。
自転車シェアリングの利用でかかる費用とは
自転車シェアリングで借りられる種類は、電動自転車が一般的です。自転車シェアリングの利用でかかる費用は利用時間によって異なります。東京都で利用する場合の料金を表1にまとめました。 表1
※筆者作成 自転車シェアリングの場合、多くは主要な駅やコンビニなどに提携ステーションがあるケースが多く返却すれば駐輪代は必要ありません。駅までのちょっとした移動程度で30分以内に返却できるなら、料金は130円となるため、低コストでお得といえるでしょう。 ただし、東京都内でも主要都市部でなければ借りたり返却したりする提携ステーションの数は少なくなるため、返却に困るケースもあることを想定しておく必要があります。近くに提携ステーションがなければ、借りた場所に戻る必要があることや遠くの返却場所まで時間をかけて移動する必要があり、その分料金も上がります。