「守備陣のクオリティが落ちた」

開幕節のミスで批判を浴びているキム・ミンジェ。(C)Getty Images

　開幕早々、厳しい批判の声に晒されているのが、バイエルンの韓国代表DFキム・ミンジェだ。 【動画】批判が殺到しているキム・ミンジェの痛恨ミス 　３－２で勝利したブンデスリーガ第１節のヴォルフスブルク戦で、痛恨のミスをして、一時は逆転弾となる失点に関与してしまったからだ。 　バイエルンファンからバッシングに晒されるなか、韓国メディア『スポータルコリア』が、「キム・ミンジェに超緊急事態だ！バイエルン、ディフェンダーの追加の獲得を検討している」と題した記事を掲載。次のように伝えた。 「キム・ミンジェの立場はどうなるのか？ ドイツメディア『ビルト』は26日、『（クリストフ・）フロイントSDが突然、DFを追加で獲得する可能性を開いた』と報道した」 　 　同メディアはヴォルフスブルク戦のキム・ミンジェのパフォーマンスについて、「緊張のせいかミスを連発。最悪のミスをして立場が不安定になった」と指摘。こう続けている。 「バイエルンは現在、守備陣に問題がある。ヨシップ・スタニシッチと伊藤洋輝が長期負傷に陥っているため、守備陣のクオリティが落ちた。また、今回の試合に出場したサシャ・ボエ、ダヨ・ウパメカノ、キム・ミンジェ、アルフォンソ・デイビスがすべてミスをして、クラブの立場では頭が痛くなった」 　記事は「フロイントSDは『今のスカッドに満足しているが、守備陣に２人の負傷選手がいる』と言った。DFの獲得が完了すれば、キム・ミンジェの立場は当然揺れるほかない」と悲観している。 　具体的な話があるわけではないようだが、残りわずかの移籍市場で緊急補強は果たしてあるだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部