“制裁マッチ”に気合いの入る川島（右）

　2024年6月28日(金)都内某所で開催される『BreakingDown12.5』の前日公開計量＆記者会見が、27日（木）都内にて行われた。 【写真】フェイスオフでも気合いの入った表情を見せる川島 　第7試合（セミファイナル）ウェルター級ワンマッチ77kg以下キックルールで対戦する間宮晃仁は76.5kg、川島悠汰は76.85kgでそれぞれ計量をパス。 　川島はMr.BreakingDownの異名を持ち、BreakingDownには2021年7月の『BreakingDown 1』から出場、9勝4敗の戦績で6度のKO勝ちを収めている。しかし、2023年11月の『BreakingDown 10』で蛇鬼将矢にKO負け、2024年2月の『BreakingDown 11』ではポーランドの刺客に判定負けと連敗中。また、2024年5月の『DEEP TOKYO IMPACT 2024 3rd ROUND』にアマチュアSPルールで出場したが、渡辺智偉に判定負けを喫している。 　間宮は地下格闘技で50戦45勝で、KO負けやタップアウトは一度もないという「番外地網走の暴れ漁師」。2024年2月の『BreakingDown 11』に初出場し、LARGE HIGHから判定勝ちを収めている。 　この試合は6月2日の『BreakingDown 12』で、SATORUのセコンドに就いた間宮が敗れたてるを指差し、「見てごらん」と嘲笑した動画が公開され炎上したことで“制裁マッチ”として位置づけられている。 　間宮は「今回は制裁マッチなので川島くんのぶんぶん振り回すパンチに付き合えたらと思う。面白い試合します」と打ち合いに付き合うと誓い、川島は「このカードを組んでくださった意味を理解して、明日は自分も含めて前回の一件を快く思っていない皆さんの気持ちを晴らす試合をします」と言い放つ。 　DEEPからの再起戦となる川島は「帰ってきたよ、っていうのを伝えたい。皆さんが応援してくださり、自分が求められているものはBreakingDownの1分の殴り合いだと思うので、そんな戦いを楽しみにしていてください」とホームであるBreakingDownで自分らしさを見せるとした。 　また間宮は制裁マッチであることについて、「制裁マッチを受けたのは瓜田さんから連絡をもらって。話をもらった時には『嫌だよ』ってリアクションをしたんですが、それで深く反省して受けさせてもらったのでその辺は汲み取ってもらえられば」と、反省の気持ちで受けたとし、「悪かったという気持ちはあります」と改めて行動を謝罪した。