東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…日本の通信が変わる!?〈値上がり率1位の銘柄〉が急反発した理由【昨日の株価】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年9月5日(木)の騰落率ランキングをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:ACCESS〈4813〉……前日比+161円(+12.96%)/終値1,403円 【売買材料】 9月4日(水)、同社や日本電信電話〈9432〉、NEC〈6701〉など9社が、各社が持つ技術や製品を組み合わせて400Gbpsの高速データセンター間接続を実現するIOWNネットワークソリューションを提供する体制が整ったと発表。これが好感され買いを集めた模様。今後の展開として、データセンターとさまざまな拠点との⼤容量・低遅延・低消費電⼒通信の実現等、データセンター関連のネットワーク⾼度化ニーズにも対応するとしている。 2位:サンウェルズ〈9229〉……前日比+246円(+12.59%)/終値2,200円 【売買材料】 前日まで2日連続東証プライム市場値下がり率1位の銘柄。共同通信が報じた「有料老人ホーム『PDハウス』による診療報酬の不正請求」を受けて急落していたが、会社側では「事実無根」とコメントしていたなか、この日は自律反発狙いの買いが優勢となった模様。 3位:ベステラ〈1433〉……前日比+109円(+12.29%)/終値996円 【売買材料】 9月5日(木)午前11時ごろ、25年1月期の連結業績予想について通期の経常利益および最終利益予想の上方修正を発表し、これが好感された。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:BEENOS〈3328〉……前日比-199円(-7.13%)/終値2,591円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。同社はEコマース事業とインキュベーション事業を手掛ける持株会社。 2位:泉州電業〈9824〉……前日比-340円(-6.71%)/終値4,730円 【売買材料】 当日14時ごろ、24年10月期第3四半期累計の連結決算を発表。経常利益は前年同期比17.9%増の78.2億円に伸び、通期計画の100億円に対する進捗率は78.3%に達した。5年平均の73.7%も上回るなど好調な業績が確認できたものの、材料出尽くしとの見方からか売りが優勢となった。 3位:ジャパンマテリアル〈6055〉……前日比-121円(-6.70%)/終値1,685円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。
THE GOLD ONLINE編集部(株式投資取材班)