サウスゲート監督「優勝への決意を固めることができた」 周囲の“批判”をエネルギーにEURO優勝を目指すと語る
イングランド代表を率いるギャレス・サウスゲート監督が「批判をエネルギーにしている」と、UEFA EURO 2024(ユーロ2024)優勝への決意を語った。イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。 【動画】SPOTV NOW特集番組 World Beaters|イングランドの希望 ブカヨ・サカ 批判を浴びるなか、イングランド代表がPK戦の末にスイス代表との試合を制した。試合は75分にブレール・エンボロのゴールで先制を許すも、80分にブカヨ・サカがファーサイドに巻いたシュートでネットを揺らし同点とする。試合は延長戦に入っても決着がつかず、最終的にPK戦を制したイングランド代表が2大会連続となるベスト4進出を果たした。 今大会に向けて最後の親善試合であったアイスランド代表戦でまさかの敗北を喫し、開幕後もグループステージでは1勝2分という戦績に終わった。こうした低調なパフォーマンスから、サウスゲート監督に批判が集中してきた。しかし、同監督はその批判をエネルギーにしてきたと語った。 「監督という仕事は、周囲から冷笑され、プロとしての能力を想像以上に疑われる。ビールを投げつけられるのも普通ではないと思う。だが、私は不屈の精神を身につけるため、幸運にもこれまで多くのことを経験してきた。そのおかげで批判をエネルギーにし、優勝への決意を固めることができた」 そして、同監督は「優勝しなければならないことはわかっている。チームが苦しい状況にあるとき、私が背中で引っ張っていかなければならない」と、今大会優勝へ向けて自身が果たすべき役割を語った。 イングランド代表は日本時間7月11日、ユーロ2024準決勝でオランダ代表と対戦する。
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