「こんなにもらっちゃっていいのかな」 六車日那乃は新人戦の賞金額にビックリ
◇国内女子◇JLPGA新人戦 加賀電子カップ 初日(4日)◇グレートアイランド倶楽部 (千葉)◇6589yd(パー72) 【画像】岩井ツインズ もしも“職場”が日米で分かれたら… 22歳の六車日那乃が4バーディ、2ボギー「70」でプレー。2アンダー5位で滑り出した。 前半2、5、7番でバーディを奪ってスコアを伸ばした。8番でこの日最初のボギーが来たものの、折り返した10番でバウンスバック。「QTのときにテークバックで足が右に動くようになっていたので、回転を意識して(後ろに)動かないように調整した。後半は耐えるゴルフでした」と振り返った。
プロテストには4度目の挑戦で念願の合格。レギュラーツアーに38試合も出場したアマチュア時代が長かったから、プロになって賞金をもらえることにまだ慣れない。「こんなにもらっちゃっていいのかな」。前年から500万円増の賞金総額1500万円(優勝270万円)は、おどろきを超えてもはや不安なレベルだ。 「プロテストやQTと違って切羽詰まった感じではないので、同組の選手と一緒に話しながら楽しみたい。出場している選手も強い人ばかりなので勝てたら自信になると思う」。プロ転向後初の賞金がかかった試合で、優勝と初任給がほしい。(千葉県長南町/松島流星)