藤川新監督の下で“ピンチ”に…?阪神、厳しい立場となり得るベテラン(3)阪神にFA移籍の“主力”も…?
2024年限りで岡田彰布監督が退任し、2025年シーズンから藤川球児新監督が指揮を執る阪神タイガース。プロ野球では指揮官が代われば、起用方針も変わることが多い。藤川監督の就任初年度となる来季は、戦力層が大きく変わる可能性もありそうだ。そこで今回は、藤川新体制でピンチの立場となり得るベテラン選手を紹介したい。
西勇輝
・投打:右投右打 ・身長/体重:181cm/82kg ・生年月日:1990年11月10日 ・経歴:菰野高 ・ドラフト:2008年ドラフト3位 チームでは投手最年長となる西勇輝。2020年以降は2桁勝利から遠ざかっており、ここ2年は規定投球回をクリアできていない。 2008年ドラフト3位でオリックス・バファローズに入団。高卒3年目の2011年に先発ローテーションに定着すると、翌2012年にはノーヒット・ノーランを達成。 2014年から3年連続2桁勝利をマーク。リーグ屈指の先発投手として、抜群の実績を残した。 2018年オフには国内FA権を行使し、阪神タイガースに加入。移籍初年度には26試合に登板して10勝8敗、防御率2.92の好成績を残し、ゴールデングラブ賞に輝いた。翌2020年も21試合に登板し、11勝を記録。 しかし昨季は、6年ぶりに規定投球回を逃すと、今季は防御率2.24(規定未満)と安定感を見せたが、6勝7敗と白星に恵まれず。先発ローテーションとして一定の役割を果たしているが、近年は成績が下降気味となっている。 結果を残せなければ一気に危うい立場となるだけに、来季のパフォーマンスは今後のキャリアを考えても重要となりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部