安倍元総理の国葬「受けられるだけの功績がある」小池都知事会見7月15日(本文2完)
世界陸上の東京開催決定。受け止めを
記者2:世界陸上に関しての件です。東京での開催が決まりまして、【***********00:33:14】。 小池:昨日、オレゴン州ユージーンにて、IFであるWorld Athleticsの理事会が開かれて、そこでの決定。真夜中っていうか、明け方でした。非常に、何よりもうれしく思いましたし、また国立競技場をはじめ、都において世界最高峰の競技が行われるということ、大変うれしく思っております。また、さまざま、おもてなしということも、前も、オリンピックのときもキーワードになっておりましたけれども、これができればなというふうに思っております。やっぱり、アスリートにとっていい会場だというふうにお認めいただいたことがベースにあるんじゃないかなと思います。
安倍氏の死去は日本の方向性にどんな影響を与えたか
記者3:【***新聞の********00:34:42】。1点お伺いしますけれども、安倍さんが亡くなられたことによって、日本の方向性というところにどういった影響を与えたというふうに【********00:34:55】いらっしゃるのかということが1点。それからもう1点、話題は大きく変わりますが、ファッション、その開催の意義と、あえて今回インクルーシブという部門を設けたことの狙いをお聞かせください。 小池:安倍総理、元総理がこういう形でお亡くなりになるなどは、まさに想定外ですし、何度も申し上げますけれども、もう本当に不条理だというふうに思います。それ、一方で、安倍総理ってすごく選挙は戦いの人なんですよね。その方がマイクを握りながら、最期、散られたというのは、とても、安倍総理にとって、まさに戦いの最中の戦死だったなというふうに思います。しかし、あまりにももったいない戦死です。そして、このことによって、安倍総理がいつも地球を、地球儀を俯瞰する外交ということをおっしゃっておられました。 今、世界がこれだけ混乱をし、そして分断され、さらにはそれによって食料、エネルギーの供給にひずみが出ているという重要な時期に安倍総理を失うということは、国益を失うことにつながりかねない。それだけに岸田総理は、これまで培われた外交でのパイプなどを有効に活用していただきたいというふうに思っています。 方向性について言えば、国益とはなんぞやということを、そしてその優先順位をいかに決めるかがリーダーの仕事でありますので、これまで安倍総理が築いてこられたさまざまな蓄積、財産を最大限生かしていくというのが、引き継がれておられる方々、そして岸田総理、トップに立っておられる岸田さんの役目だというふうに思っております。やはり、国家が安定、そして成長、発展をすることは、すなわち東京という首都の発展、成長につながっていきますので、これらについては、今後とも政府の皆さんとも連携しながら進めていければと思っております。 2番目のファッションについてのご質問なんですけれども、やっぱり日本のファッションって、これまでも非常に注目されてきたし、先ほどの山本耀司さん、三宅一生さん、高田賢三さんといった大御所の方々から、また次の世代をどう生み出していくかっていうのが、今必要なことだろうと思うんですね。やはりファッションっていうのは文化であり、そしてまた発信そのものですね。