4500万円の価値を見せてやる! マスタングGTD、ニュル最速のアメ車認定へ!
フォードは同社のマスタングGTDが、12月10日にニュルブルクリンクのアメリカ車最速ラップを更改することになるだろうと伝えた。マスタングGTDは、ドイツやイタリアのスーパーカーに対抗すべく開発されたサーキット専用車だ。ボディにはほぼカーボンファイバーが採用されており、価格はマスタング史上もっとも高価な30万ドル(約4500万円)となっている。 フォードは2023年8月にGTDをデビューさせて以来、ニュルブルクリンクのノルドシュライフェで7分を切るラップタイムの樹立を目指していたが、12月10日、ついにその答えが出ると報じた。 もし7分未満で走るなら、史上最速の量産アメリカ車として公式に認定される。これまでの記録は、ダッジ バイパーACRの7分01秒30で、ヨーロッパでは、ランボルギー アヴェンタドールLP750-4スーパーベローチェが6分50秒73のタイムを持っているほか、メルセデス AMG Oneは、今年は初めに6分29秒09を叩き出している。 果たしてマスタングGTDはどれほどの記録を打ち立てるのか。GT3ベースのGTDは、最高出力815psを発揮する5.2L V8スーパーチャージャーエンジンを搭載。トランスミッションはリヤにマウントされ、前後重量配分が50:50になっており、最高速度202mph(325km/h)のパフォーマンスを発揮する。足まわりには、ミシュラン パイロット スポーツカップ 2を履き、フロント325/30ZR20、リヤ345/30ZR2インチにカーボンセラミックブレーキを装備している。 7分以下のラップタイムを叩き出すことは間違いなく、4500万円の値打ちを見せてくれるはずだ。
APOLLO