「夢の1つが叶った」大坂なおみ母になって初の4大大会を終えてSNS更新
女子テニスで元世界ランク1位の大坂なおみ選手が17日にSNSを更新。母になり初の4大大会を終えて「夢の1つが叶(かな)った」と振り返りました。 【画像】復帰後初の全豪オープンとなった大坂なおみ選手 大坂選手は昨年7月に第1子となる長女・シャイちゃんを出産。その後、わずか半年で14日に開幕した4大大会の1つである全豪オープンに出場しました。 大坂選手の4大大会への出場は、2022年に行われた全米オープン1回戦以来1年5か月ぶり。母になり初めての4大大会で大坂選手は、世界ランキング19位、フランスのキャロリーン・ガルシア選手と対戦。4-6/6-7とストレート負けを喫するも、世界ランク上位の選手と対等に渡り合いました。 17日に更新したSNSでは「私はとても感謝している。去年のことも思い出したし、ロッドレーバーアリーナ(全豪オープンの会場)でもう1度プレーする機会があればいいなとも思っていた。今年それが実現して夢の1つが叶った」と振り返りました。 1回戦負けとなったことについては「今回の結果にがっかりしています。私が設定した基準は信じられないくらい高いみたい」とコメント。 それでも「出産を経て、時間の大切さをより理解できるようになり、これまで気にしてしまっていたことも気にならなくなったの。そんなことを考える時間はないから。負けたからといって落ち込んでいる時間もありません。世界は進み続けているし、私も前に進まないといけない」と出産したことでの変化も記していました。 また全豪オープン前の記者会見では「娘と離れて過ごすのはとてもつらいです。離れている間も娘はいろいろ学んでいます。私が戻るまで、ハイハイは覚えないでほしい」とコメントしていた大坂選手。 「(会場の)メルボルンを早く去らなければいけないのはとても悲しいけど、すぐシャイに会えるのはとてもうれしいの。彼女は最近体をずらしたりしているから、初めてのハイハイする姿を、家で見られることに間に合いそうね」と長女・シャイちゃんと会えることのよろこびも記していました。 大坂選手は今後、ドバイ選手権(2月18日開幕)、BNPパリバ・オープン(3月6日開幕)、 マイアミオープン(3月19日開幕)などの大会に出場予定です。