チリンチリンと涼を呼ぶ 神社に奉納された風鈴250個
じりじりと日差しが照りつけ、汗が噴き出す季節。長野県安曇野市の穂高神社ではチリンチリンと風鈴の音が境内に響き、涼やかな雰囲気に包まれている。 【写真】打ち水で少しでも涼しく
神楽殿の中や周囲に、形や素材がさまざまな風鈴が計約250個つるされ、陽光をきらきらと反射させながら、それぞれに異なる音色を奏でる。夫と旅行中に訪れた神奈川県の女性(66)は「木々に囲まれた中で風鈴が鳴り、気持ちがいい」。
毎年恒例の風物詩で、風鈴は参拝者や市内の書道教室が奉納したもの。風鈴に付けられた短冊には「元気に仲良くすごせますように」などと願い事が書かれている。 風鈴は持ち込むか、神社が用意したものを奉納する。31日まで。
河西宏樹