【ソフトバンク】有原航平「体はどう?」上沢直之を気遣い連絡 3年契約3年目の来季も現状維持4億円
ソフトバンク・有原航平投手が4日、みずほペイペイ内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3年契約3年目の来季も現状維持の4億円プラス出来高でサインした(金額は推定)。球団の三笠GMから「開幕投手から始まって、しっかり1年間投げてよくやった、と言っていただいた」と評価されたと打ち明けた。 14勝7敗で2度目の最多勝、初のベストナインに輝いた。それでも自己評価する数字は「イニングのところだけ」とパ・リーグ最多の182回2/3を投げ抜いたことだけだという。「序盤に大量失点しても、倉野さん(投手コーチ)、小久保さん(監督)が投げさせてくれた」と首脳陣に感謝した。 既に指揮官から来季の開幕投手も指名されている。宮崎キャンプも「S組」として必ずしも2月1日のキャンプインを求められていない立場。「信頼していただいていると感じた。責任が出てくるが、自分のペースでやれるのはありがたい」として合流については「日にちは決めてないですが『少しゆっくりめに行きます』と倉野さんに伝えている」と説明。近藤同様、2月1日は宮崎以外の場所で自主トレに励むつもりだ。 日本ハムで同僚だった上沢直之投手(レッドソックス傘下3AからFA)は来季、NPBに復帰する可能性もある。1学年上の有原は「けが(9月に痛めた右肘)の具合だけ気になっていた。普通に『体はどう?』という話はしましたが、あとは特にどうこう(の話)はない」と連絡を取り合っていることを明かした。
報知新聞社