人の意見に従うと不幸になる? “ストレスのもと”を断ち切るために重要な3つのこと
【ファクト②】他人は何一つ責任をとらない
あなたの周りの人は、あなたに「ああしたほうがいい」「こうしたほうがいい」と適当なことを言いますが、その通りに実行して大失敗したとしても、誰も責任はとってくれません。 親の言うことをすべて受け入れて生きても、20年後にはあなたの親は、亡くなっているかもしれません。「親の言うとおりに生きて、こんなひどい人生になった!」と、親に文句を言うことすらできないのです。 あるいは、友人のアドバイスほど適当なものはありません。友人のアドバイスに従ってせっせと行動しても結局うまくいかなかった場合、その不満を友人にぶつければ、あなたの友人は、「そんなこと、言ったっけ?」と言うはずです。 こちらが真摯に受け止めていても、相手は覚えてもいないことが多いのです。人から相談を受けても、思いついたことを反射的に言う人もいます。ザックリ言うと「テキトー」「口からでまかせ」。そんな「テキトー」な意見を真に受けたり、いちいち気にしていたら、本当に人生を棒に振ります。 他人の意見は、あくまでも「参考程度」に聞くにとどめましょう。最終的に、あなたの人生は、あなたが自分で決めるべきです。10年経って、その決断が間違いであったことに気づいたとき、自分で決めたことであれば、「しょうがない」と思えますが、他人の言うとおりに従って決めた場合は、取り返しのつかないほど「後悔」するのです。 とはいえ、「他人の意見にどうしても流されてしまう」。頭ではわかっていてもやめられないものです。その理由は、自分に自信がないから。自分に自信がないから、自分の意見、考えを貫き通すよりも、「とりあえず他人の意見を聞いておいたほうが楽」と思い、他の人の意見に身を任せてしまうのです。
【ToDo①】自分の意見をしっかり作っておく
重要なのは「自分の意思をきちんと持つ」ということ。「自分のやりたいことを明確にする」こと。自分のやりたいことが明確になっていないから、他人の意見に惑わされるのです。 自分のやりたいことが100%明確になっているなら、他人の意見など気にならなくなります。自分の進みたい道に向かって、一直線に進むだけです。 ですから、まずは自分がどう生きたいのか、何をしたいのか、どこに進みたいのかを、普段から自問自答しておくことが必須なのです。あなたは、自分の意見を持っていますか。以下の質問に答えてください。 (1)あなたにとって最も重要な価値観はなんですか? (2)あなたのビジョンはなんですか?(ビジョンとは、あなたの将来のあるべき理想の姿) この2つの質問に迷わず答えることができたなら、人の意見に流されない、自分の生き方をしっかり持っていると言えます。