自民・鈴木貴子氏、蔣介石のひ孫・蔣万安台北市長と面会「平時の交流が大事」
自民党青年局は15日、訪日中の蔣万安・台北市長と党本部で面会し、鈴木貴子青年局長らが蔣氏と意見を交わした。鈴木氏は緊迫する国際情勢を念頭に「安全保障は平時の時の交流、備えが一番大事だ」と強調。「長く続けられる人間関係を期待し、ともにがんばっていきたい」と呼びかけた。蔣氏は「今後とも協力し合い、未来を切り開いていきたい」と述べ、「台北市でも6月1日に青年局を立ち上げる。これからもさらなる交流が望める」と語った。 鈴木、蔣両氏らは酒や菓子などのプレゼントを交換するなどして交流を深めた。 自民青年局は台湾との交流の窓口を務めてきた。面会後、鈴木氏は記者団に「青年局と台湾の交流を決めたのが、蔣氏の祖父にあたる蔣経国氏だ。歴史的な縁も感じる」と語った。 蔣氏は台湾の初代総統・蔣介石のひ孫で、台湾最大野党、国民党の若手ホープ。東京都の小池百合子知事が招待し、都主催の国際イベントに参加するため15~18日の日程で東京を訪問している。