いよいよABEMAツアー最終戦! ベテランからルーキーまで優勝、賞金王を目指す【萩原菜乃花の次に花咲くABEMAツアー注目選手・ディライトワークス JGTO ファイナル編】
ディフェンディングチャンピオン伊藤有志(ABEMAツアー賞金ランク64位)
昨年、この大会には主催者推薦で出場し、最終日に逆転優勝した伊藤有志選手。加算された360万円で、ABEMAツアー賞金ランクは92位から6位にジャンプアップ! その資格で今季リランキングまで、レギュラーツアーに出場。予選通過が4試合と厳しい闘いになったが、それは「約3年ぶりにコンスタントにツアーに出場できて、連戦で体重が落ちてしまった」からと言う。話を聞いてみても「調子はさほど良くない」というが、コースとの相性は抜群で、プロアマの今日も結果は上々。 「強みはドライバーが曲がらないこと」といい、レギュラーツアーでもフェアウェイキープ率は60.686%で34位と悪くない位置にいる。 攻略方法を知るディフェンディングチャンピオンは「取手国際はパッティングが鍵。伸ばし合いの展開が予想されるだけにパッティングがどれだけ入るかが大事」と話す。伊藤の言葉どおり、21年の亀代順哉選手は16アンダー、22年大堀裕次郎選手は18アンダー、そして自身は14アンダーと、3日間でこれほどのスコアが出るのは、伸ばし合いの結果だろう。 レギュラーツアーメインに戦ってきただけに、現在、ABEMAツアー賞金ランクは64位。昨年のような劇的勝利なるか、注目したい。 初日は8時58分に1番Hからスタート。中里光之介プロ、塩見好輝プロ、寺西飛香留プロと同組予定。
ルーキーが久々にABEMAの舞台へ岡田晃平(ABEMAツアー賞金ランク146位)
今年の4月に東北福祉大を卒業したツアールーキーの岡田晃平選手。2022年、2023年にナショナルチームに選出されたエリート。高校は明徳義塾、大学は東北福祉と松山英樹と同じルートを歩んでいる。 ルーキーながら、昨年末のファイナルQTで9位に入る活躍を見せ、レギュラーツアーが主戦場。賞金額の高い国内メジャー「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」で4位タイを含む、トップ10が2度あり、現在、1321万7828円で賞金ランク49位と、シード権に王手をかけている。 先週の日本オープン出場の資格がなく、次戦は11月中旬の「三井住友VISA太平洋マスターズ」までレギュラーツアーがないだけに、出場資格のあるABEMAツアーで試合勘を鈍らせないイメージか。 強みを聞くと「ガッツです!気合いです!」と意外にも元気いっぱいの岡田選手。見た目から受けるクールなイメージとのギャップが印象的だ。 日本プロで棄権した原因のヘルニアの影響もあり、最近は思うような球が打てていないといい、持ち球はフェードだが、最近は強めのドローが出てしまいスウィングも以前とは異なっているという。 ツアールーキーで連戦が初めてだが、「いろんなところに行けるのが楽しい」という。1年目でシードを取り来年の活躍にも期待。 初日は8時47分に1番Hからスタート。木下康平プロ、木村太一プロ、香川友プロと同組予定。
笑っても泣いてもABEMAツアーはこれが最後。「ABEMAから世界へ」を体現した久常涼選手や、杉浦悠太選手のアマチュア優勝など、この7年間いろんなドラマが生まれました。 私、萩原菜乃花も2018年から携わり、最終戦実況を務めます。有終の美を飾るのはどの選手なのか、明日から3日間、ABEMAでお楽しみください。朝9時から完全生中継です! === 最終戦には以前「萩原菜乃花の次に花咲くABEMAツアー注目選手」で取り上げた選手も多数出場! 関連記事も是非チェックを。 ※2024年10月15日20時54分、一部加筆修正しました。
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