いよいよABEMAツアー最終戦! ベテランからルーキーまで優勝、賞金王を目指す【萩原菜乃花の次に花咲くABEMAツアー注目選手・ディライトワークス JGTO ファイナル編】
目下、賞金ランク1位を走る! 内藤寛太郎(ABEMAツアー賞金ランク1位)
最終戦にもっともアドバンテージを持つ選手に注目! それは賞金ランク1位の内藤寛太郎(ないとう・ひろたろう)選手。 今季ABEMAツアー開幕戦の「Novil Cup」では5人のプレーオフを経験。そして第5戦「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」では初日から首位を守り抜いての完全優勝は、11年ぶりの下部ツアー優勝となった。優勝した「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」を含め、第2戦の「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」、第6戦の「LANDIC CHALLENGE 11」の福岡で実施の3大会は今年、賞金増額をしているので、そこで勝てたのはかなり大きい! 内藤選手に自身の強みをと聞くと、少し考えて「、、、わからない」と笑いながら答える。数値から紐解こうと、スタッツを見るとイーグル率が3位(3.250)と高く、2オンの精度、そしてパッティングのうまさが伺える。 レギュラーツアーの「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」でもともと悩んでいた腰が悪化して欠場すると、続くABEMAツアーの「南秋田カントリークラブみちのくチャレンジ」も欠場。その間、3週間、クラブを握らなかったという。 賞金王は「自分の状態的にそんな余裕はない」というものの、「でも(この位置にいるし)やっぱり獲りたいよ」と内藤選手らしく、控えめに話していた。 現在、賞金ランク2位(448万710円)の大嶋宝(大嶋4兄弟3男)とは56万1496円差、賞金ランク3位(422万3973円)の大嶋港(大嶋4兄弟4男)とは81万8233円差。このまま逃げ切り賞金王を獲れるか注目! 初日は10時26分に1番Hから大嶋港プロ、下家秀琉プロ、小鯛竜也プロとの組み合わせ。
来季のレギュラーツアー参戦を決められるか!? 野澤竜次(ABEMAツアー賞金ランク20位)
大切なことなので、何度も記載するが、ABEMAツアーの賞金ランクで上位20位までに入ると、来年度リランキングまでのレギュラーツアー出場優先権が与えられる。もちろん、20位までにレギュラーツアーのシード獲得者がいれば権利が繰り下がることになるが、選手は皆、とりあえず、この20位を目指すことになる。そして、その20位にいまいるのが野澤竜次選手だ。 内藤選手の欄でも触れた、開幕戦の「Novil Cup」で5人のプレーオフをした一人で、第9戦「PGMチャレンジ」では最終日最終組を経験。今年はABEMAツアーの全試合に出場し、予選落ちは第2戦の「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」のみ。1年を通して順調そうに見えたが賞金ランクは20位といま一つ。「(予選通過はしているものの)毎試合、最終結果が20位前後で、なかなか順位が上がらない」と話す。 自身の強みはアイアンショットと話すように、パーオン率は73.148%で7位タイとスタッツも秀逸。最終戦は試合2日前に欠場者が相次ぎ、QTランクが降りてきて出場できることになったという運もある。 ちなみに歌がかなり上手く、歌手を目指そうかと思った時期もあったという。十八番(おはこ)は関将太プロとのデュエットでKinKi Kidsの「愛のかたまり」。以前はインスタライブで弾き語りをしており、美声を披露していた。また再開を希望! 初日は9時42分に1番Hからスタート。内山遥人プロ、古川龍之介プロ、黒川逸輝プロと同組予定。
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