30代ミニマリストの「お風呂をピカピカに保つ」コツ。備えつけの棚を外してつるす収納に
秋に突入したとはいえ、まだ気温が高い時間帯があります。とくにお風呂場は家の中でも湿気がたまりやすく、掃除をサボってしまうと、カビや水アカの原因に。35平米の小さな賃貸マンションで暮らすミニマリストの村上はなさん(30歳)は、共働きになったことから浴室内の収納や掃除を見直したそう。おかげで、忙しい日々でも清潔な状態を保てているとのこと。今回は村上さんに掃除の手間を省きつつも、きれいなお風呂を保つアイデアを5つ教えてもらいました。 【写真】備えつけの棚をすべて取った浴室
1:備えつけの棚はすべて取り外す
わが家は賃貸物件で、お風呂には備えつけの棚がついていました。同居当初は便利だと感じ、シャンプーやリンスなどを置いていました。 しかし、毎回ボトルをどかして洗うのがおっくうでこまめに掃除できず、そのうえ水はけが悪く、カビが発生してしまいました。 そこで、思いきって備えつけの棚をすべて取り外すことに。すると「掃除しなくちゃ!」というストレスから解放され、もともと好きだったお風呂掃除がますます好きになりました。今ではカビや水アカが発生することなく、きれいな状態を保てています。 しかし、退去時には原状回復する必要があるので、備えつけの棚は捨てずに保管しています。
2:小物類はつるして浮かせ、掃除の手間を減らす
棚がなくなったので、ボトル類は浴室内のタオルがけにすべてつるしています。シャンプーなどは残量がひと目で分かるように透明のボトルケースに入れ、ボトル用のハンキングフックでつるして収納しています。 ボトルについた泡などは、お風呂上がりにシャワーをかけるだけで簡単に落ちます。浮いているおかげで水ぎれがよく、ボトルの底のぬめり問題が解消され、掃除がラクになりました。 浴室用洗剤も一緒につるして収納し、バススポンジはタオル掛けの棒の部分を活用して立てかけています。 お風呂にあるものをすべてつるして収納することで水気をきりやすい状態にし、ヌメりやカビの発生を防げるようになりました。
3:水がたまりやすい場所はこまめにふく
今の物件に住み始めて4年が経った頃、今まで目をつぶっていたお風呂の鏡掃除を初めてやりました。蓄積されたウロコ汚れは想像以上に頑固で、クエン酸がついた専用のウロコ取り研磨剤で4時間も鏡をこするハメに…。「こんな大変な作業は二度とやりたくない!」と心に誓いました。 そんな教訓からウロコ汚れがつかないよう、お風呂上がりは体をふいたついでにそのままタオルで鏡の水滴をふきとっています。 そのほか、水アカができやすい天井や壁は背の高い夫、水滴がたまりやすいドアレールの細い溝は小柄な私が、お風呂上がりにふき取ります。 今では水滴のふき取りが習慣になっているので、お風呂に入る順番に関係なく、入浴する度に各々が無理なく続けられる範囲内で、ふき取り掃除をしてからお風呂を出ています。おかげで苦労して磨いた鏡は、今もピカピカな状態を保てています。