岡沢昂星(中央)(23年2月撮影)

　セレッソ大阪は27日、今季までJ3のFC琉球に育成型期限付き移籍していたMF岡沢昂星（21）が、来季はJ2藤枝MYFCへ期限付き移籍すると発表した。期間は25年2月1日から26年1月末まで。 　岡沢はクラブを通じて「23シーズンの夏から続けての期限付き移籍になり、なかなかC大阪でプレーをすることはできませんが、1日でも早く桜のユニホームに袖を通して、皆さんの前でプレーができるよう、強い覚悟を持って行ってきます」などとコメントした。 　C大阪下部組織から22年にトップチームに昇格した岡沢は、23年7月から琉球に移り、守備的MFやインサイドハーフとして先発に定着し、今季は37試合2得点と結果を残した。 　同じポジションで層の厚いC大阪に戻れなかったが、J2藤枝に個人昇格した形となる。 　◆岡沢昂星（おかざわ・こうせい）2003年（平15）10月22日、大阪府生まれ。C大阪ジュニアユース（U－15）からユース（U－18）に昇格し、20年の高2時はJ3に30試合出場。22年にプロ契約し、トップチームでの公式戦デビューとなった同年3月26日ルヴァン杯1次リーグ大分戦で先発して初ゴールを記録。23年途中からJ3琉球に育成型期限付き移籍。J1での出場はなく、J3通算85試合3得点。165センチ、60キロ。