同じ三振、同じアウト 仙台育英・田中主将が語った勝者・倉敷商との差 交流試合
2020年甲子園高校野球交流試合は第4日の15日は3試合。第3試合は、仙台育英(宮城)が1-6で倉敷商(岡山)に敗れた。仙台育英の田中祥都主将は「相手の左投手になかなか手が出せなかった。」と試合結果を分析した。田中主将の談話は以下の通り。 【写真特集】仙台育英vs倉敷商 ◇試合後に監督から初めてほめられた 自分たちの持ち味は「打」。きょうもしっかり振れていたと思うが、相手の左投手になかなか手が出せなかった。基本、外を攻めてくるのかと思ったが、内でストライクを取りに来るなど、制球力がよかった。 自分たちは同じ三振、同じアウトを重ねてしまった。 2月終わりぐらいからコロナが広がり始め、センバツが中止になったころが苦しかった。夏の甲子園も中止になって、現実のこととは思えなかった。ミーティングを重ねて目標を持って、なんとか前向きになれた。試合後、監督から「よくやった」と初めてほめられた。ここまで頑張れたんだなと思い、うれしかった。1年間、主将をして本当によかった。