西武移籍した野村大樹に絶好のチャンスが訪れた!高校時代の万波中正をはるかにしのぐ打撃技術を本格開花させるときが来た【主筆・河嶋宗一コラム『グラカンvol.28』】
西武移籍は大チャンス
2018年ドラフト3位でソフトバンクに入団した野村選手はプロ1年目に一軍で初安打。22年には31試合で8打点、23年には41試合で1本塁打、3打点と着実に出場機会は増やしていますが、一軍定着には至りませんでした。 それでも野村選手が打撃技術が非常に高い選手という評価は変わりありません。ファームでは56試合、3本塁打、21打点、打率.278を記録。打撃フォームを見ても最短距離でバットが出ていて、的確にボールを捉えることができています。 西武では移籍後から即昇格。スタメン起用されています。これからもどんどん打席を与えてほしい選手だと思っています。 野村選手と同世代では日本ハム・万波 中正外野手(横浜)が活躍していますが、高校時代、技術的なことでいえば、野村選手が圧倒的に上でした。大爆発してくれるのではないかと期待をしています。 西武は打低で苦しんでおり、ぜひ救世主と呼べる活躍を見せて、プロ野球選手としての「旬」を迎えてほしいと思います。 *『主筆・河嶋宗一コラム グラカン!』は毎週日曜配信します。