リビングとDKをあえて分けた間取りで、ゆったりの食事&くつろぎの時間を手に入れた
LDKが一室空間の間取りが人気です。しかし一方、見えすぎることで、片づけのことが常に気になるというデメリットが。7年前にハウスメーカーで平屋の家を建てたライターは、あえてリビングとダイニングキッチンを分けた間取りを採用しました。リビングが散らかっていても気にならず、ゆったりと食事を楽しめています。また、リビング隣に畳コーナーをつくったおかげで、家族みんなのリラックス空間ができ上がりました。
リビング+畳コーナーをDKと切り離した間取りに
筆者の一家は、夫と子ども3人の5人家族。7年前にハウスメーカーで、延床面積34坪の平屋の家を建てました。 それまで住んでいた賃貸マンションは、LDKが一室空間の間取り。当時、子どもはまだ幼く(4歳と1歳の2人)、リビングで遊んだオモチャが散らかるなか、ダイニングテーブルで食事をするという環境。なんだか、落ち着いて食事ができない…。そんな思いでいました。 食事をする空間と、遊んだりくつろいだりする空間は、少し離れている方が生活しやすいはず。そう考えた結果、新しい家では、リビング+畳コーナーを、ダイニングキッチンと切り離した間取りにしました。 7年暮らしていて、正解だったと感じています。その理由を詳しくレポートします。
リビングの散らかりを気にせずゆっくり食事ができる
わが家の散らかし名人の子どもたちは、畳コーナーやリビングをふんだんに散らかしてくれます。そんな散らかりまくりの状態を気にすることなく、食事がとれるダイニングがあるのが今の間取りです。 リビング+畳コーナーがオモチャで遊ぶ場所と決めているので、ダイニングにオモチャが散らかっていることはありません。 本来はご飯の前に「お片づけしなさい!」と言いたいところ。でも、ダイニングからはリビングの散らかりが目に入らないので、「あとでいいか…」と寛大な気持ちになれます。
独立したダイニングスペースで家事ストレスが減った!
食事が終わったら、家族はリビングへ移動します。ですから、ダイニング回りのあと片づけにすぐに取りかかれます。 わが家の場合、床に食べこぼしは、フローリングワイパーでササッとふくだけできれいに。以前住んでいた家と比べると、家事が断然ラクになりました。 食事をしたあとに使う食洗機は、長時間、大きな音がします。しかし、離れたリビングでくつろいでいれば、音はほとんど気になりません。遠慮なく食洗機を使えるようなったことも、うれしい発見でした。