皇后さま61歳に 能登半島に「心痛む」 この1年の感想綴る
All Nippon NewsNetwork(ANN)
皇后・雅子さまが61歳の誕生日を迎えられました。皇后さまは地震に加え、大雨の被害に見舞われた能登半島について「心が痛みます」などとこの1年の感想をつづられました。 宮内庁は誕生日に際し、天皇皇后両陛下が先月に亡くなった三笠宮妃百合子さまのゆかりの品々をご覧になる映像を公開しました。 三笠宮ご夫妻がそれぞれ100歳を迎えた時に作った菓子を入れるボンボニエールや三笠宮さまらが書かれた本を見ながら歓談されています。 皇后さまは誕生日にあたって文書で感想を出し、元日の地震に加え、9月下旬に大雨の被害に見舞われた能登半島について「心が痛みます」などとつづられました。 また、6月に天皇陛下とともにイギリスを訪問したことに関連し、「深く心に残る滞在になりました」「34年ぶりに懐かしいオックスフォード大学を再び訪れることができたことも特別な機会になり、感慨深いものでした」と振り返られました。 長女の愛子さまについては「これからも健康に気を配りつつ、社会人として様々な経験を積みながら、皇族としての務めを果たすべく努めていってほしいと願っています」と記されました。 一方、医師団は皇后さまのご体調について「快復の途上にあり、依然としてご体調には波がおありです」「これまで同様、治療を続けて頂くことが大切です」などとする見解を発表しました。 皇后さまは今月9日、天皇陛下とともに祝賀行事に臨み、秋篠宮ご夫妻ら皇族方から皇居でお祝いを受けるほか、上皇ご夫妻を訪ねてあいさつされる予定です。
テレビ朝日