今やセレブ御用達車。“着こなせたら”最高にカッコいい、メルセデス Gクラスの魅力とは?
僕も家内も背が低い。なので、スマートな身のこなしでのGクラスからの乗り降り降りは難しいだろうな、と、悲観的イメージも浮かぶ。でも、、それでも、、一度でいいから経験してみたいものだと思う。 上記のように、W463A型の登場は、Gクラスのプレミアム度を大きく押し上げ、セレブ御用達度をも決定的に高めた。 そんなポジションアップにさらに寄与すると思われるのが、正式名称「G580 with EQ Technology」と呼ばれるEVモデル。通称「G580」の登場だ。 デザインは従来モデルが基本。だが、フロントグリル、ヘッドライトなどには、EVであることを、新たな時代のクルマであることを、誰にでも直感させる表情が与えられている。 この違いを大きいと見るか小さいと見るか。意見は別れるかもしれない。だが、多くの人たちはこの表情の違いを「大きな違いと捉える」と、僕は思っている。
特にセレブの世界では、「メルセデス Gクラスの最先端EV」に乗る バリューは大きいはず。ゆえに、G580の人気は間違いなく高いものになると僕は予測している。 ラダーフレーム内に組み込まれたバッテリーによる低重心化、各車輪に配置された4つのモーターの個別制御等が、高度な走行性能をもたらすことも間違いなく期待できる。 ブレーキペダルを踏んだまま、ステアリング操作も何もせず、「スイッチとパドル操作だけでその場で回転する‼」、、「Gターン」なる、驚きの機能もあるそうだ。 バッテリー容量は116kWhで、最大出力は432kW、最大トルクは1164Nmと強力。 航続可能距離は473kmだが、セレブは当然、複数のクルマを持っている。だから、もっと長い航続可能距離が必要なときは他のクルマを使えばいい。それだけのことだ。 セレブが集まることで知られるLA、ロバートソン通りのレストラン「The IVY」。この辺りなら、遠からぬ内に、何台ものG580に出会うことになるだろう。それはきっと素敵なシーンの数々を生み出すに違いない。