今やセレブ御用達車。“着こなせたら”最高にカッコいい、メルセデス Gクラスの魅力とは?
初めにも触れたが、メルセデス Gクラスは、今やセレブ御用達車の中でもトップクラスの人気者だが、そんなポジションを得たいちばんのきっかけはW463A型の登場だ。 その前のW463型(1990~2018年)のコードネームを受け継いではいるが、ほとんどフルチェンジに近い大幅な進化を遂げている。 ボディは長さ幅ともに拡大。長さは85mmだが幅は125mmも広い。なので、全体にどっしりと安定したシルエットになっている。 加えてディテールはモダンに、全体のクオリティも洗練されたため、プレミアムカーとしての風格は大幅に押し上げられた。まさに「セレブ御用達!」と呼ぶに相応しい風格を備えたということだ。 アーミーグリーンでも纏い、タフで野暮ったい鉄のホイールでも履けば、戦場を駆け巡るイメージも浮かんでくるだろう。、、だが、魅力的なボディカラーを纏い、シティ派的デザインのアルミホイールを履いたGクラスに、そんなイメージを追う術はない。
ラダーフレームは変わらず継続している。だが、ボディ剛性は大きく引き上げられ、フロントサスペンションも、誕生以来使い続けてきたリジッド形式が独立式になった。 結果、悪路走破性はもちろん、快適性、安定性等も著しく前進。ここでもプレミアム性は「誰にでもハッキリわかる」レベルの進化を果たしている。 現在、日本で販売されているのは、G350d、G400d、G550、AMG G63の4グレード。どれがいいのか、、という話だが、「財布と相談しながらお好きなモデルをどうぞ!」といっておこう。 ちなみに、僕ならG400dかG550のどちらかにする。特に理由はない。頂点を狙うより、そこそこほどほどの方がカッコいいんじゃないか、、なんとなく、そう思うだけだ。 ダークスーツに身を固め、華やかなレセプションパーティーの会場にGクラスで乗り付ける、、、カタログを眺めながら、欧米の映画祭のような光景を思い浮かべながら、、妄想を描くのは楽しい。