いまから「願いを実現する」ための6つのステップ
願望は信じて行動することで現実になる
ところで、願望を現実化するためにはひとつの公式があるようです。 願望を考える×信じる=現実になる (45ページより) 願望は考えて信じ、行動することで現実になるもの。願望を信じることができれば、行動はついてくるというのです。 ポイントは、行動は無理して自分を動かすことではないということ。行動できるときは、自分の考えを信じているとき。たとえば、なにかやりたいことがある場合、そのことについて前向きに考え、それが実現すると信じていれば、おのずと行動できるようになるわけです。 逆にいえば、体が動かないときは、自分の潜在意識が望むことを信じきれていない状態。顕在意識ではできると思っていても、潜在意識は完全にそれを信じていないということです。 とはいえ、行動できないときはあるもの。そんなときには、願望に立ち返って考えることが大切であるようです。 自分がどうなりたいのか? 何を望んでいるのか? 願望や目標をできるだけ明確に決めることだよ。 願望を意識的に繰り返し考えて思い描いて、潜在意識に届けるんだ。 願望がはっきりすれば、そのために必要な情報も入ってくるようになる。そうやって、望む状態をイメージできるようになれば、願望を信じられるようになるからね。(46ページより) 考えること、信じること、行動すること、この3つが揃ってはじめて思考は現実化していくというのです。(44ページより)
願望実現のための6つのステップ
願望を信じて実現していくためには、「願望実現の6つのステップ」を実践すればいいそうです。確認してみましょう。 ❶自分が実現したいと思う願望を明確にすること。 ❷実現したいものを手に入れるために、代償として何を差し出すかを決めること。 ❸願望を叶える期限を決めること。 ❹願望実現のための詳細な計画を立てること。 そして準備が整っていなくても迷わずに行動をはじめること。 ❺実現したい願望、代償(差し出すもの)、期限、詳細な計画の4点を紙に詳しく書くこと。 ❻紙に書いた宣言を毎日2回、起床直後と就寝前にできるだけ大きな声で読みあげること。このとき、すでに願望が実現した状態をイメージし、自分自身に信じ込ませることが重要。(51~52ページより) 願望を持つことは、現実化のスタートにすぎないそう。 その願望を現実にできるかどうかは、期限を設定し、具体的な計画を立てられるかにかかっているということです。なかなか難しそうですが、ポイントは、自分の願望がすでに実現した状態を鮮明にイメージすることだといいます。(50ページより) 対話形式で話が進められていくので、思考を現実化させるための方法を無理なく理解できるはず。「うまくいかない」という思いを抱えている方は、本書に目を通してみればヒントを見つけることができるかもしれません。 >>Kindle unlimited、99円で2カ月読み放題キャンペーン中! 「毎日書評」をもっと読む>> 「毎日書評」をVoicyで聞く>> Source: PHP研究所
印南敦史