福岡、神戸に敗れ１０試合ぶり黒星 長谷部監督は失点悔やむ「ワンタッチのシュートを抑えないと」
◆明治安田Ｊリーグ▽第１４節 神戸 １―０ 福岡（１５日・ノエビアスタジアム神戸） 福岡はアウェーで首位神戸に０―１で敗れ、１０試合ぶりの黒星を喫した。両者無得点で迎えた後半２７分、相手ＦＷ宮代大聖に決勝点を被弾。攻撃陣は神戸の堅い守りを最後まで崩せなかった。 「守備は粘り強く戦っていたが、（相手ＦＷ大迫勇也の）１本のパスと（宮代の）ワンタッチのシュートを抑えないと、勝ち点は取れない」。長谷部茂利監督は試合後、神戸の流れるような攻撃からの失点に、肩を落とした。前節から前線を３人代えた攻撃陣も「得点が取れていない」と狙い通りにいかなかったことを説明。昨季王者の前に、思い通りのサッカーをさせてもらえなかった。 「これが首位と９位以下のチームとの差。埋めていかなければ」。指揮官は反省の言葉を並べる一方、「（攻撃の面では）これまでよりもトライできたかな」と収穫も口にした。中２日で迎える１８日のＣ大阪戦（ベススタ）へ「悔しい敗戦だが、前を向いて次に向かいたい」と切り替えた。
報知新聞社
