イングランド側からもスペインのEURO優勝に賛辞! 最多4度目の欧州制覇に「異論を唱える者はほとんどいない」
同メディアのコメンテーター陣も、元イングランド代表FWのクリス・サットンは「スペインが自分たちのプレーで大会を制したのは、サッカーにとって良いことだ」と語り、バルセロナでもプレーしたレジェンド・ストライカーのガリー・リネカーも「イングランドにとっては厳しい敗北だが、ある意味、攻撃的サッカーにとっては勝利だ」と、やはりスペインの勝利を好意的に受け止めている。 サットンはまた、「スペインは素晴らしい試合をしたが、イングランドはそうではなかった。スペインはチームであり、イングランドはバラバラだった」と自国チームを比較対象とし、元代表DFのマイカ・リチャーズも「スペインの素晴らしいところは、選手たちが自身の役割を理解し、それにどうフィットするかを知っていることだ。イングランドの場合、ただ最高の選手をピッチに送り出すだけだと感じられた」と評している。 ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の采配と選手選びの的確さは、決勝もそうだったように、交代選手が結果を出せることもから明らかであるが、同じく代表DFだったマシュー・アップソンは「スペインは交代選手が投入されても、チームとして同じようなプレーが繰り返される。これがシステムというものだ」と称賛した。 構成●THE DIGEST編集部
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