TSMCの国内第1工場が量産開始 熊本県は水質のモニタリングを1月に実施へ
熊本放送
熊本県の木村敬知事はきょう(12月27日)の記者会見で、台湾の半導体製造の最大手TSMCの国内第1工場が量産を開始したことを明らかにしました。 【写真を見る】TSMCの国内第1工場が量産開始 熊本県は水質のモニタリングを1月に実施へ 熊本県 木村敬知事「第1工場が計画通り、今月(12月)量産段階に入って操業を開始したという連絡を受けた」 木村知事によりますと、TSMCの第1工場を運営するJASMと県の担当者が12月23日に開いた定例のミーティングで本格稼働が伝えられました。 第1工場は今年2月に開所しましたが、12月に入り稼働を本格化させたということです。 県はこの量産開始を受けて、第1工場の地下水などのモニタリング調査を2025年1月に実施すると発表しました。 一方、TSMCは量産開始について「日本での安定した先端半導体生産拠点となり、グローバルな半導体エコシステムに貢献していく」とコメントしました。 第1工場は地上4階、地下2階建てで、敷地面積は東京ドーム4個分。半導体を製造するクリーンルームは、国内最大規模といわれていて、自動車や電化製品に使用される回路線幅12~28ナノの製品が作られます。
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