「ごめんなさい…」キューバのモイネロ、満身創痍の黒星 死球当てた辰己涼介を心配【プレミア12】
◆プレミア12 1次リーグB組 日本7―6キューバ(17日、台湾・天母) キューバ代表のリバン・モイネロ投手=ソフトバンク=が死球を当てた辰己涼介=楽天=への謝罪を口にした。 ■侍主砲がモデル妻と〝新婚2ショット〟【写真】 6回から6番手で登板。回をまたいで3イニング目となった8回無死一塁で辰己の肘付近に直撃する死球を与えた。辰己はうずくまり、代走が送られた。モイネロは試合後、報道陣や日本の選手に対し「辰己は? 大丈夫? 心配…ごめんなさい」と表情を曇らせた。 モイネロは試合前、大会中は下痢などの胃腸炎のような症状に苦しんでいたことを明かし、体重も台湾に来てから4キロ減ったと語っていた。そんな中での力投だった。 チームは接戦を落とし、8回の死球がきっかけで決勝点を与え、自らも敗戦投手となった。今季のパ・リーグ最優秀防御率に輝いた安定感を発揮できなかったが、自らの状態以上に辰己のことを心配していた。
西日本新聞社