DeNA・石上泰輝が来季の遊撃レギュラー取りへ 森敬斗は「同級生なので絶対負けたくない気持ちがある」
DeNA・石上泰輝内野手(23)が8日、横浜信用金庫主催『2024《よこしん》野球教室』に参加。DeNA・京山とともに、ティー打撃などで午前の部、午後の部合わせて50組、100人の参加者とともに、野球を通して交流した。 【写真】今永昇太に顔が似ている?石上泰輝 イベントの最後には、石上自ら、デモンストレーションとしてプロの美技を披露。ノックでは軽やかに打球をさばき、ロングティーでは鋭い打球を飛ばし、集まった子供たちからは「おー」と歓声が上がった。終始笑顔で児童たちと交流した石上は、「一番は元気をもらった。(子供たちは)元気だなと思った」と笑顔を見せた。 東洋大から、2024年ドラフト4位で入団したルーキーイヤーは、開幕スタメンを勝ち取ったが、打率・183(71打数13安打)、3打点。5月に出場選手登録を抹消後は、1軍昇格がなかった。今シーズンは同じ遊撃手の森敬斗内野手(22)が台頭。同学年として負けられない。「(森)敬斗が活躍してやっぱり悔しい気持ちがある。同級生なので絶対負けたくない気持ちがある」とライバル心を口にした。 今オフは、地元・徳島での単身トレーニングに臨む予定。「1年間やる体力を見直さないといけない。打撃では数字も残せていないし、守備もまだまだ」。今季1軍に出場し、得られたものと高い壁を整理し、全体的なレベルアップを図る。 また「(体重は)ちょっと多めにしといて、ちょっと絞ってシーズン入るのがベスト」とテーマを持ち、90キロを目安に、体重をコントロール。キャンプで絞る方針を語った。 来季は遊撃のポジションをがっちりつかんで離さない。森敬ら激しい定位置争いを制して、開幕先発を勝ち取る。「(今季は)開幕スタメンを取れたので、そこをもう一回目標にしてレギュラーを取り返すという気持ちで、また取り組んでいきたい」と強い決意を見せた。