府立工業のチーム「臥龍」が全国高校ロボット大会へ
栃木県宇都宮市で10月26、27両日に開かれる第32回全国高校ロボット競技大会に、京都府福知山市石原、府立工業高校2、3年生5人によるチーム「臥龍」が出場する。8月に同校であった府大会で2位になり、全国への切符を勝ち取った。 府大会は3校6チームが出場。ルール、競技コートの仕様は全国大会と同じで、競技はリモコン操作と自動制御のロボット2台を使用。全国大会開催地の栃木県にちなみ、日光東照宮のエリアに特産品の餃子やイチゴ、かんぴょうに見立てたゴルフボールやピンポン玉、テニスボールを回収して並べたり、日光杉に見立てた5個のメガホンを順番に支柱にはめて五重塔を作るなどして得点を競う。 府大会に工業からは4チームが出場。臥龍は巧みな操縦で、次々と得点を重ねて2位となり、優勝の京都工学院とともに全国への出場を決めた。 4月にルール発表があり、ロボットの製作はゴールデンウィーク明けに始め、8月上旬に完成させた。競技コートを作り、他校との練習試合もして操縦技術を高めてきた。 全国大会では、操縦、コート内サポートなどに分かれて3人が出場。あとの2人は補佐役を担う。 チームリーダーの菱田陽路さん(ロボット技術科3年・綾部中出身)は「全国大会では、ロボットが故障しないよう性能を上げて、操縦技術も高め、予選突破をめざしたい」と意気込んでいる。 臥龍のメンバーは次のみなさん。 菱田陽路▽荒川莉玖(ロボット技術科3年・六人部中出身)▽大川樹(同科2年・綾部中出身)▽島田笙汰(同・六人部中出身)▽谷口魁琉(機械テクノロジー科2年・和田中出身)