U23大岩監督 柏―湘南戦を視察 報道陣には異例のお願い
U―23日本代表の大岩剛監督（51）が柏―湘南戦を視察。加熱するパリ五輪に向けた3枠のオーバーエージ（OA）候補に関する報道に苦言を呈した。 試合後に取材対応しした指揮官は、進捗（しんちょく）状況について「動きは全くないです」と強調した上で、「もの凄くデリケートな問題。OAは全ての選手が対象で、報道された以外の選手に対しても、いろんな感情が出てしまう。私自身も発言を気をつけてるし、報道する際には少し気を使っていただけると大変うれしいです」と報道陣に対して“異例”のお願いをした。 一方で、1得点1アシストと活躍した柏のFW細谷を含めたパリ五輪世代の選手の躍動に指揮官は「アジア杯に行ってない選手たちも、本当に目の色を変えてプレーしている」と評価。 左サイドで躍動した湘南のDF畑大雅（22）を「良いプレーしていた。本当に良かった」と名指して称賛し、同じ世代のFW平岡太陽、福田翔生の名前も出し「そういうところはしっかり評価をしたい」と、さらなる競争に期待を寄せた。
