ロバーツ監督、大谷翔平の日本開幕での登板は「可能性は低い」 マイナーでのリハビリ「するとは思えない」
米大リーグのウィンターミーティングが9日(日本時間10日)、米テキサス州ダラスで開幕し、ドジャースのD・ロバーツ監督が大谷翔平投手(30)の今後の見通しなどを明かした。 ドジャースへの移籍を発表したのはちょうど1年前のこの日。「『40―40』はもちろん、『50―50』には本当に頭が下がりました。彼がグラウンド上で成し遂げたことは私を心から驚かせた」と指揮官は大谷の1年目を振り返った。 今オフはワールドシリーズで負傷した左肩を手術したが、「左肩が翔平の投球に大きな影響を与えるとは思わない。彼の(昨年9月に手術した)右肘が最大の要因だと思います。彼がMLBの試合でいつ投手を始めるか、そして、そこまでの間に我々が彼をどのように強化するかだと思う」と来季復帰が予定される「投手・大谷」について語り、「私は彼がマイナーリーグでリハビリをするとは思えないが、ある程度(復帰登板が)近づいたら会話を持つので、それが分かるだろう」とした。 来季は3月18、19日に東京でカブスとの開幕シリーズを迎えるが、ロバーツ監督は「私は翔平が日本で打つ準備ができていることを期待している」と説明。投手としての登板は「可能性は非常に低い」と言い「3月に(彼の)時計をスタートさせて、それを10月まで継続できるとは考えていない。それをすると、シーズン途中で休憩か猶予が必要になるかもしれない」と話した。
報知新聞社