「N501Y変異株、約6割に上昇」 小池都知事、変異ウイルス増加を警戒
東京都の小池百合子は28日、記者会見し、「(新型コロナウイルス感染症の)新規陽性者に占めるN501Y変異株の割合は先週より高まり、6割近くまで上昇している。また、先般インドで増加している新たな変異株についても都内で確認された」と語り、感染力が高いとされる変異ウイルス感染者が都内で増加していることに警戒感を示した。 【動画】GWを前に小池都知事が会見「東京から出ないで、来ないで」
先週の都のモニタリング会議では、「N501Y」の割合は約28.5%と報告されていた。 小池知事は「変異株というのは若者でも重症化する。自分は若いから大丈夫というだけではない」と述べた。また、若年層に対し「是非自分自身が動くことによって、どういう影響があるのかなと、そういう想像力も働かせて、若いみなさんもステイホーム。新たに学んでみるとか、楽しんでみるとか、色んなステイホームの仕方を見出していただきたい」と呼び掛けた。 東京都は4月25日から5月11日まで、緊急事態宣言の対象区域となっており、酒類を提供する飲食店などに対し休業を要請している。