JBAT、kintoneと「FUJIFILM IWpro」を連携させ帳票発行業務の効率化を支援する新サービス
JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(JBAT)は2日、サイボウズ株式会社の業務アプリ構築クラウド「kintone」に登録したPDFファイルやデータを、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社のクラウドサービス「FUJIFILM IWpro」に連携する新サービスとして、「帳票連携サービス for FUJIFILM IWpro」を提供開始すると発表した。富士フイルムビジネスイノベーション、および同社の販売パートナーを通じて販売される。 富士フイルムビジネスイノベーションの「FUJIFILM IWpro」は、文書の自動取り込み・仕分けからデータの共有・管理・出力まで、文書管理を軸にさまざまな機能を提供するクラウドサービス。取引先への帳票の発送または受領、証憑としての保管など、kintoneアプリでの帳票業務を補完することができる。 今回発表された「帳票連携サービス for FUJIFILM IWpro」は、kintoneとこのFUJIFILM IWproをつなぎ、kintoneアプリに登録したPDFや入力データを、自動でFUJIFILM IWproに連携するサービス。通常、SaaS間の連携にはプログラム開発が必要となるが、このサービスを利用することにより、簡単な設定だけで連携を実現できるとのこと。 例えば、請求業務においては、kintoneアプリに登録された請求データをもとに作成された請求書(PDF)をFUJIFILM IWproに連携し、取引先へのメール送付や証憑保管までをシームレスに行う、といったことが可能になるとしている。
クラウド Watch,石井 一志