インカレ女子は中京大が団体優勝、個人の優勝は住吉りをん フィギュアスケート
日本学生氷上競技選手権(インカレ)最終日は7日、甲府市の小瀬スポーツ公園アイスアリーナなどで行われ、フィギュアスケート女子の団体は山下真瑚(22)、松生理乃(20)、河辺愛菜(20)が出場した中京大が優勝。個人は合計192・29点の住吉りをん(21)=オリエンタルバイオ・明大=が制した。 中京大はショートプログラム(SP)3位で、3人の中で最後に演技した河辺が冒頭に跳んだダブルアクセル(2回転半ジャンプ)からの3連続や後半のダブルアクセル―3回転トーループといったコンビネーションジャンプを確実に降りて、フリー3位の121・36点をマーク。「団体優勝したかった」という河辺はインカレ団体2連覇の原動力となり「ホッとしています。悔しいところはあるんですけど、(力を)出し切れたかなとは思う」と笑みを見せた。 一方、SP首位の住吉は最終滑走だったフリーでも安定した演技を披露。7本のジャンプ全てを降りたほか、3本全てのスピンとステップを最高のレベル4として、1位の127・89点をマークした。13日にイタリアで開幕する「冬季ワールドユニバーシティーゲームズ」に日本代表として出場するが、「耐えることにはなったが、まとめられた。自分にとって(新年の)いい始まりになったかなと思います」と話していた。
中日スポーツ