県知事選候補者「決定には至っていない」名古屋・河村市長会見11月14日(全文3完)
生きていく道をつくるのが大人の仕事
この、本当に家業化していく、ものすごい分厚いトレンドね、日本政治の。そこをジャーナリズムが書かないかんわ。政策がどうのこうの、これも重要ですけど、みんな政策書いとったって、この間も言ったけど、自民党はいかん言っとったやつがみんなころっと変わって自民党いっとるやつ、そういうのばっか言っちゃいかんけど、また幹部にどえらいようけおるがな、これ。言っとったことなんだったんだ、いうて。一切マスコミは批判しませんから、それを。そうでしょう。そんなもんどうすりゃええがね、ほんだら。ということで、ぼやいとってもしゃあないけども。 記者:書くことは書いてます。 河村:書いとるか、失礼いたしました。本当によ、いかんですね。子供に夢がないわ。そんなもん、要するに社会で立派になるには親が立派でないとならんといかんがね、いって。そういうことを政治家は毎日NHKで、「おはよう日本」で知らせとるようなもんだがね、これ。そうでしょう。そういう意図はないけど、NHKの悪口じゃないけど、現実的にそういうふうになってまったんだ、これ。だで、家貧しくして、うちは父ちゃんも母ちゃんもいかんし、離婚しちゃって、ほんで大変だと。だけどこうやってやってきゃ生きていけるんじゃないかというふうにならんや、これでは。 だから初めの、西部児相の話でもね、分からんよ、わし、本当にそこの、本当の内心というのは。だけどやっぱり、なんか楽しいことを自分の中で、人生の中で、どんな苦しい生まれであっても、成績が悪かろうが、なんか1個はええとこあるはずですよ。農業なら農業とかね。世界一うみゃあ、じゃあニンジンを作ってみせるとかですね、そういうことで生きていく道をつくったるのが大人の仕事だと思いますけどね。特に行政の仕事だと思いますけども。 幹事社:各社さん、質問よろしいでしょうか。市長、ありがとうございました。 河村:どうもありがとうございました。 (完)【書き起こし】名古屋・河村市長会見11月14日