Z世代は「だらけている」と考えるミレニアル世代… 内心では自分も「ノー」と言いたいと思っている?(海外)
世代間の緊張
Z世代よりも上の世代は、地位を得るためにキャリアを積んできた。だからこそ、若い世代が自分たちと同じようにすることを拒否すると緊張が生まれる。 ミレニアル世代とX世代は確立されたヒエラルキーに従う傾向が強い。「(ミレニアル世代とX世代は)『地位を得ろ』と教わってきて、権威のある人間や先輩を敬いがち」だとシャウベル氏は言う。 これが、上の世代がZ世代を 「偉そうで忍耐力に欠け、確立された規範を軽んじている」と見なすことにつながっていると同氏は付け加えた。 Z世代がこうした規範に疑問を投げかける姿は、変化を恐れる上の世代を不安にさせる可能性がある。 「昔は『これが物事の進め方で、これが期待で、これが昇進する方法だ』というものがあって、(上の世代は)それに合わせてなんとかやってきました」とイギリスを拠点に転職のコーチングをしているアリス・ステイプルトン(Alice Stapleton)氏はBusiness Insiderに語った。 「もしかしたらあの頃の自分に、自らのために立ち上がる勇気があればよかったのにと思う人もいるでしょう。今、バーンアウトを感じていたり、自分のその後のキャリアのあり方に憤りを感じていれば、なおさらです」とステイプルトン氏は付け加えた。
Alexandra Bacon