写真：トラベル Watch

　19のホテルブランドを世界100か国以上で、6400軒以上展開するIHGホテルズ＆リゾーツ。日本では北海道から沖縄まで7ブランドを約47ホテル展開中だ（2024年6月30日時点）。今回は、ANAクラウンプラザホテル福岡 総支配人の柴山彰氏にホテル周辺の魅力を聞いた。 【画像】客室 施設名：ANAクラウンプラザホテル福岡 所在地：福岡県福岡市博多区博多駅前3-3-3 ――ANAクラウンプラザホテル福岡で働くようになったきっかけを教えてください。 　1992年に博多全日空ホテル（現ANAクラウンプラザホテル福岡）より、キャリアをスタートしました。その後、IHGホテルズ＆リゾーツの石垣・福岡・金沢にあるホテルにて勤務いたしました。副総支配人として沖縄3ホテルでの人材育成を担当したほか、金沢で総支配人経験を積み、地元である福岡に総支配人として帰ってまいりました。 ――どんなホテルですか？ 　陸・海・空、交通の結節点で九州・アジアの玄関口に位置し、博多駅から徒歩5分という抜群のアクセスを誇る当ホテルには、320室の客室と7つのレストラン・バーをはじめ、宴会場やチャペル、神殿を備えており、お食事や会議、ウエディングなど幅広い用途でご利用いただけます。 　また、地域貢献に尽力しており、地場企業や自治体とのコラボレーションをはじめ、地元食材をふんだんに使用したメニューなど、多種多様なプロモーションを実施しております。 ――ANAクラウンプラザホテル福岡ならではの体験というと？ 　国内に4拠点あり、九州では唯一であるANAとのコラボレーションルーム「ANA ROOM FUKUOKA」でのご滞在です。広さ58m2の広さの客室に、ANA Hawaiiをテーマに装飾したベッドルーム、実際に使用している航空機シートやタイヤホイールで制作したオリジナルテーブルを施したリビングルームを兼ね備えております。ほかにも、アロマやBGMなど五感を通して「旅とANAの魅力」を感じる特別空間をお届けいたします。 ――ホテル周辺で個人的にイチオシの観光スポットや飲食店などがあれば教えてください。 　ホテルから徒歩圏内の距離にありながら、趣のあるまちなみが残るエリア“博多旧市街”には、歴史ある寺社・仏閣が多く点在しています。なかでも「東長寺」は、空海が日本で最初に創建したお寺とされており、木造座像では日本最大級の大きさを誇る「福岡大仏」、市の指定文化財に認定されている「六角堂」、ここでしか体験できない「地獄・極楽巡り」など、たくさんの見どころがあるオススメスポットです。 ――オススメのレストランメニューは？ 　15階の「日本料理 筑紫野」は、ホテル最上階にあり、福岡の街並みを見渡しながら新鮮な魚介類や旬の食材を使用した会席料理をお召し上がりいただけます。さらに、同フロア内にある「炭火焼カウンター 山笠」では、限定8席のプライベート空間で、厳選した食材を職人が目の前で振る舞い、会話を楽しみながら上質な時間を作り出しています。博多名物の水炊きやお料理に合わせる種類豊富な地酒も楽しみのひとつです。 ――オススメのお土産は？ 　福岡といえば明太子が有名ですが、明太子でおなじみの「ふくや」が出している「めんツナかんかん」はオススメの一品です。ツナに明太子の漬け込み液をなじませてあり、ぴり辛味でご飯のお供やお酒のつまみをはじめ、めんツナかんかんを使ったアレンジレシピなど幅広く楽しめます。