ユニチカグループが撤退する繊維関連セグメントの直接取引先、国内に664社
他方、販売先企業を見ると、『卸売業』が214社と最も多く、『製造業』(180社)と合わせて9割近くを占める結果となった。 細分類別では、「繊維・繊維製品・服飾品卸売業」(133社)、「繊維・繊維製品・服飾品製造業」(102社)、「化学品製造業」(32社)、「繊維・繊維製品・服飾品小売業」(19社)が上位となり、仕入れ・外注先企業と同様に、繊維や化学関連業種が並んだ。 二次取引先(販売先の販売先)まで見ると、『卸売業』と『製造業』の合計は、全体の約7割にとどまった。直接取引のある販売先の構成比率と比べると、『建設業』や『小売業』、『サービス業』の割合が上昇した。一次取引先を含めて2万社近い企業に、商品供給の面などで影響が出る可能性があると言えよう。