トランプ氏の投稿に備えるエコノミスト-新モデル開発など適応に躍起
トランプ政権1期目には、トランプ氏の脅しと最終的に実施された政策との間にはしばしばギャップがあった。当局者がトランプ氏に政策の制御を説得し、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)をはじめとする経営首脳が関税免除を勝ち取った。現在について言えば、イーロン・マスク氏率いる電気自動車(EV)大手のテスラは中国の工場に依存している。
ムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は「ノイズやドラマに巻き込まれないことが重要だ」とコメント。「政策立案者が何をするかに注目することが常に重要であり、必ずしも彼らが何を言うかに注目する必要はない。トランプ政権1期目もそうだった上、2期目もそうだろう」と解説した。
原題:Truth Social, Late Calls Take Over Economists’ Lives Under Trump(抜粋)
--取材協力:Enda Curran.
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Katia Dmitrieva